2016年8月29日現在
《修士論文》
- 『大江健三郎研究』(87年度提出)
《博士論文》- 『大江健三郎研究──八〇年代のテーマとモチーフ』(94年度提出)
《単行書》- 『大江健三郎──八〇年代のテーマとモチーフ』(審美社、89・5)
- 『野田秀樹と高橋留美子──八〇年代の物語』(彩流社、92・9)
- 『電子文学論』(彩流社、93・10)
- 『大江健三郎の八〇年代』(彩流社、95・2)
- 『文学するコンピュータ』(彩流社、98・4)
- 『Herstories(彼女たちの物語) 21世紀女性作家10人インタビュー』(集英社、2008・9)
- 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。全話完全解読』(双葉社、2014・9)
《編著・共著》
- 榎本正樹・近藤裕子・宮内淳子・与那覇恵子編『大江からばななまで──現代文学研究案内』(日外アソシエーツ、97・4)
- 村上龍『憂鬱な希望としてのインターネット』(メディアファクトリー、98・9、[「ダ・ヴィンチ」編集部編、インタビュー・構成・解説=榎本正樹])
- 村上龍著・Kyoseichu.com制作班編『共生虫ドットコム』(講談社、2000・9)
- 大江健三郎・すばる編集部編『大江健三郎・再発見』(集英社、2001・7)
- ダ・ヴィンチ編集部編『ダ・ヴィンチ スペシャルエディション 解体全書neo 作家はいかにつくられるか』(メディアファクトリー、2003・2)[柳美里&町田康を担当]
《辞典・年表類の項目執筆》- 三好行雄編『近代文学史必携』所収「近代文学史年表」(「別冊國文学」、學燈社、87・1)
- 三好行雄・山本健吉・吉田精一編『日本文学史辞典 近現代編』(角川書店、87・2)
- 市古貞次・浅井清・久保田淳編『日本文化総合年表』(岩波書店、90・3)
- 岩波書店編集部編『近代日本総合年表 第三版』(岩波書店、91・2)
- 三好行雄・竹盛天雄ほか編『現代日本文学大事典』(明治書院、94・5)
- 浅井清・佐藤勝 ・篠弘ほか編 『〈新研究資料〉現代日本文学4 評論・論説・随想II』(明治書院、00・7)
- 栗坪良樹編『現代文学鑑賞辞典』(東京堂書店、2002・3)
《論文・評論・短文・エッセイ》
- 「大江健三郎論 現代における神話──『新しい人よ眼ざめよ』を中心にして」(「文研論集」11号、専修大学大学院紀要、85・10)
- 「野田秀樹論──あるいは、現象としての劇団『夢の遊眠社』」(「文研論集」12号、専修大学大学院紀要、86・10)
- 「大江健三郎論──『河馬に噛まれる』をテクストとして」(「現点」7号、「現点」の会、87・5)
- 「『めぞん一刻』論──10時25分の風景」(「文研論集」13号、専修大学大学院紀要、87・10)
- 「『語り』の手法──古井由吉・青野聡・大江健三郎」(「現点」8号、「現点」の会、88・10)
- 「大江健三郎論──『「雨の木」を聴く女たち』をめぐって」(「文研論集」14号、88・10)
- 「大江健三郎と言語の音楽」(「國文学」特集「音楽と文学」、學燈社、90・2)
- 「大江健三郎の〈キーワード〉」(「國文学」特集「大江健三郎──八〇年代から九〇年代へ」、學燈社、90・7)
- 「情報環境の中の文学」(「現点」10号、「現点」の会、90・10)
- 「川本三郎〈気分〉」(「國文学」特集「現代批評のキーワード」、學燈社、91・6)
- 「大江健三郎論──暗喩のストラテジー」(「文研論集」18号、91・9)
- 「小田実『ベトナムから遠く離れて』・小林恭二『ゼウスガーデン衰亡史』・山田詠美『ジェシーの背骨』」(「國文学」臨時増刊号「現代の小説101篇の読み方」、學燈社、92・9)
- 「テレビゲーム泣涕の自分史」(「スタジオ・ボイス」、インファス、94・3)
- 「電子時代の記憶系」(季刊「インターコミュニケーション」No.8/特集「ハイパーネッワーク・コミュニケーション」、NTT出版、94・4)
- 「現代小説の電子的展開──デジタルブックとオンライン小説」(「現代日本文学」、現代文学会、94・12)
- 「ENTERTAINMENT/CULTURE 本」(「MdN」Vol.23/特集「メディアの未来」、エムディエヌコーポレーション、95・1-2)
- 「現代文学研究とマルチメディア」(「パソコン通信」、エーアイ出版、95・1〜2)
- 「もっと深く、大江を知るために」(「スタジオ・ボイス」特集「Text Jockey Again! テキスト・ジョッキー再び」、インファス、95・3)
- 「産声上げた『現代文学会』──枠を越える複眼的思考の場に」(「読売新聞」、95・6・22夕刊)
- 「メディアスケープ」(「FREAK OUT」Vol.9〜22、SID nets、95・10〜97・12)
- Vol.1「エキスパンドブック・ツールキット──パーソナル・マルチメディア・オーサリングツールの現在」(vol.9、95・10)
- メディアスケープ特別編「インターネットと現代文学(松本功+狐塚淳+榎本正樹)」(vol.10、95・12)
- Vol.2「進化するPDA」(vol.11、96・2)
- Vol.3「インターネットと表現規制」(vol12、96・4)
- Vol.4「横書き小説のメディア性」(vol.14、96・8)
- Vol.5「インタラクティヴ・フィクションの可能性──『ルル』と『99人の最終電車』」(vol.15、96・10)
- Vol.6「メディアと身体 1」(vol.16、96・12)
- Vol.7「メディアと身体 2」(vol.17、97・2)
- Vol.8「『たまごっち』徹底分析」(vol.18、97・4)
- Vol.9「メディア都市臨海?」(vol.19、97・6)
- Vol.10「モバイル・コンピューティングの方法」(vol.20、97・8)
- Vol.11「言論の自由と情報倫理」(vol.21、97・10)
- Vol.12「メディアとしての書店」(vol.22、97・12)
- 「ジャンル別サブカル・ファイル 『文学』」(「スタジオ・ボイス」特集「Babylon 80s『幻想の80年代』サブカルチャー・ファイル」、インファス、96・4)
- 「THOUGHT〜テクノロジーは哲学的思弁によって、思想化される」(「デジタルボーイ」、毎日コミュニケーションズ、96・5)
- 「奥泉光『ノヴァーリスの引用』・室井光広『おどるでく』」(「國文學」臨時増刊号「現代幻想小説の読み方101」、學燈社、96・7)
- 「宮澤賢治とマルチメディア」(「ウィンドウズ・インターネット」、毎日コミュニケーションズ、96・10)
- 「Catch the Web LITERATURE 日本文学とWWWその関係にみる文学復権の可能性」(「ウィンドウズ・インターネット」、毎日コミュニケーションズ、96・11)
- 「『治療塔』『治療塔惑星』──境界線上の文学」(「國文學」臨時増刊号「いま大江健三郎の小説を読む」、學燈社、97・2)
- 「夏目漱石、連載開始」(「ワイアード」、DDPデジタルパブリッシング、97・5)
- 「エヴァ試論──新世紀エヴァンゲリオンをいかに読むか」(「MOVIE TOUR GUIDE」No.3、BNN、97・7)
- 「解説」(大原まり子『タイム・リーパー』、早川文庫、98・2)
- 「村上龍とインターネット」(「週刊読書人」、98・6・12)
- 「電子メールが進化させる自由で電脳的な日本語」(「サイアス」特集「地球言語の時代」、朝日新聞社、98・10・16)
- 「あなたは作家になれるのか? 簡易診断テスト」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2000・5)
- 「大江健三郎作品ガイド」(「すばる」、集英社、2001・3)
- 「ネット世界のリュウ」(「國文學」臨時増刊号「村上龍特集」、學燈社、2001・7)
- 「ネット世界と規制の問題」(「國文学」臨時増刊号「発禁・近代文学誌」、學燈社、2002・7)
- 「混成系作家Dの作品世界を解剖する──『ファンタスティック・サイレント』と『キぐるみ』を中心に」(「文藝」特集「Dディー[di:]」、河出書房新社、2002・8秋号)
- 「読書日録(上・中・下)」(「週刊読書人」、2003・1・31、2・7、2・14)
- 「解説」(嶽本野ばら『カフェー小品集』、小学館文庫、2003・3)
- 「携帯メールのエクリチュール」(「すばる」、集英社、2003・5)
- 「聞き手=語り手=書き手 小説家の思考と記述の摘出作(素樹文生『回転木馬のデッドヒートRMX』)」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー2003・8)
- 「川上弘美全著作ガイド」(「文藝」秋号、特集「川上弘美」、河出書房新社、2003・8)
- 「すばる文学カフェ 本 読書日録」(「すばる」、04・10〜12)
- 「宮崎アニメを読みなおす」(全10回、共同通信配信、04・10〜12)
- 「角田光代の現在──『庭の桜、隣の犬』『対岸の彼女』」(「文藝」春号、特集「角田光代」、河出書房新社、2005・2)
- 「関係する個人の身体のゆくえ──『PAY DAY!!!』から『風味絶佳』へ」(「文藝」秋号、特集「山田詠美」、2005・8)
- 文芸時評「『現在』文学へのまなざし」(共同通信配信、2006・4〜2007・3、イラスト:D[di:])
- 「柳美里全著作解題」(「文藝」夏号、特集「柳美里」、河出書房新社、2007・5)
- 「解説」(野中柊『グリーンクリスマス』、集英社文庫、2007・6)
- 「解説」(柳美里『名づけえぬものに触れて』、日経BP社、2007・7)
- 「各社のぶんこ ここに注目! 河出文庫 文学の同時代性に意識的な文庫」(「週刊読書人」、2007・8・3)
- 「関係性の測量〜島本理生論」(「野性時代」特集「島本理生の恋と文学」、2008・12)
- 「解説」(三浦しをん『むかしのはなし』、幻冬舎文庫、2008・2)
- 「解説」(篠田節子『砂漠の船』、双葉文庫、2008・1
- 「解説」(嶽本野ばら『ミシン』、小学館文庫、2007・12)
- 「桜庭一樹論 少女/トポグラフィー/家族」(『桜庭一樹 〜物語る少女と野獣〜』、角川書店、2008・7)
- 「解説」(井上夢人『the TEAM』、集英社文庫、2009・1)
- 「大江健三郎 御霊と念仏踊り」(「国文学 解釈と鑑賞」特集「現代作家と宗教──仏教編」、「至文堂」、2009・2)
- 「解説」(D[di:]『キぐるみ(で、醜さを隠そうとした少年のはなし)』文春文庫、2009・3)
- 「解説」(宮本輝『花の降る午後』、講談社文庫、2009・10)
- 「解説」(宮本輝『オレンジの壺』、講談社文庫、2009・9)
- 「解説」(桜庭一樹『GOSICKIII―ゴシック・青い薔薇の下で―』、角川文庫、2010・1)
- 「解説」(海老沢泰久『追っかけ屋 愛蔵』、光文社文庫、2011・2)
- 「解説」(乃南アサ『ニサッタ、ニサッタ』上・下、講談社文庫、2012・10)
- 「インタビュー+解説」(柳美里『オンエア』上・下、講談社文庫、2012・11)
- インタビュー+解説「桜庭一樹『道徳という名の少年』」(角川文庫、2013・3)
- 「解説」(千早茜『おとぎのかけら 新釈西洋童話集』、集英社文庫、2013・8)
- 「メディア=メディウムとしての大江健三郎」(「早稲田文学」6号、2013・9)
- 「解説」(歌野晶午『春から夏、やがて冬』、文春文庫、2014・6)
- 「解説」(村山由佳『ダンス・ウィズ・ドラゴン』、幻冬舎文庫、2014・8)
- 「解説」(中島京子『東京観光』、集英社文庫、2014・8)
- 「解説」(白石一文『幻影の星』、文春文庫、2014・9)
- 「解説」(岡田麿里『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』上・下、角川文庫、2016・6)
- 「解説」(村山由佳『天使の柩』、集英社文庫、2016・6)
《インタビュー(インタビュアーとして)》
- 井上ひさし「物語の方法」(「現点」8号、「現点」の会、88・10)
- 山田風太郎「虚構の世界」(同)
- 高橋源一郎「作家というネットワーク」(「現点」9号、「現点」の会、89・7)
- 宇波彰「文学理論と情報」(同)
- 島田雅彦「僕は測量技師」(「現点」10号、「現点」の会、90・10)
- 糸井重里「BAD INTERVIEW 『MOTHER2』をめぐって」(「スタジオ・ボイス」、インファス、94・12)
- 「千葉麗子インタビュー」(「FREAK OUT」Vol.16、SID nets、96・12)
- 「帝国主義者、ネットを諭す(島田雅彦インタビュー)」(「ワイアード」、DDPデジタルパブリッシング、97・4)
- 「村上龍、商用文学サイトへの挑戦」(「ワイアード」、DDPデジタルパブリッシング、97・10)
- 「村上龍インタビュー」(『村上龍プロデュースによる有料インターネットサービスのご案内』所収、リクルート、97・8[タイトルは便宜的に付けたものです。本冊子には奥付けに該当するものがないため、便宜的に流通年月を記入しました])
- 「インタビュー形式による解説」(『村上龍自選小説集2 他者を探す女達』所収、集英社、97・10)
- 「スペシャル・インタビュー 柳美里『タイル』」(「ダ・ヴィンチ」、リクルート、97・12)
- 「スペシャル・インタビュー 村上龍『ライン』」(「ダ・ヴィンチ」、リクルート、98・10)
- 「スペシャル・インタビュー 村上龍『ワイン 一杯だけの真実』」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、99・2)
- 「スペシャル・インタビュー 平野啓一郎『日蝕』──芥川賞受賞の京大生『日蝕』の執筆秘話を語る」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、99・4)
- 「祝!復活 大江健三郎インタビュー 新作『宙返り』完成1日10枚、一年半、書き続けた理由」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、99・8)
- 「柳美里 独占・ロングインタビュー 『女学生の友』の老人こそ私に近い存在、だから語る──私小説、モデル小説について」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、99・11)
- 「村上龍インタビュー 連載小説『共生虫』の刊行を機に」(「週刊読書人」、99・11・12)
- 「平野啓一郎『今年読んで刺激を受けた』3冊」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2000・1)
- 「スペシャル・インタビュー 村上龍『共生虫』 『引きこもり』のコミュニケーション手段・インターネットを通して何かを書けると思った」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2000・5)
- 「柳美里インタビュー 柳美里『男』」(同上)
- 「解体全書neo 第14回 柳美里」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2000・6)
- 「スペシャル・インタビュー 笙野頼子『てんたまおや知らズどっぺるげんげる』 著者とその分身が錯綜する、純文学をおびやかす“妖怪”たちとの論争小説」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、メディアファクトリー、2000・7)
- 「スペシャル・インタビュー 安岡章太郎『鏡川』 海よりも川が好きなんです。血管の中を流れる血液のような循環性があるから。」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2000・10)
- 「スペシャル・インタビュー 貞奴『アタシ困ります』 書くことは私にとっての治療行為。インターネットに出会って、それに気付きました。」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2000・10)
- 「スペシャル・インタビュー 上野千鶴子『文学を社会学する』 使えるものはなんでも使う社会学で、お高くとまっている文学を論じてみました」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2001・2)
- 「解体全書neo 第22回 町田康」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2001・2)
- 「柳美里インタビュー 45万部の大ベストセラー『命』、続編『魂』刊行 『作者が痛みを感じない作品というのは、犯罪的といっていいかもしれません』」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2001・3)
- 「村上龍の新しいミステリ 案内人は『死者』」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2001・8)
- 「スペシャル・インタビュー 柳美里『世界のひびわれと魂の空白を』 これが最後の評論集。社会的な発言は、この本で封印しようと思っています」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2001・11)
- 「スペシャル・インタビュー 金城一紀『レヴォリューションNo.3』 友達の中に外国人がいる。そんな高校生小説のほうが、今はリアルだと思うんです」(同上)
- 「町田康 詩の世界 言葉の行き止まりを作るのが“詩”だと思います」(同上)
- 「スペシャル・インタビュー 長嶋有『猛スピードで母は』 タイトルで、生みの苦しみを味わった作品。カラオケボックスで編集者と一緒に一晩中考え続けました」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2002・4)
- 「スペシャル・インタビュー 谷川俊太郎『ひとり暮らし』『風穴をあける』 ひとりの人間として、どう老いていくか 詩人として、どう言葉を連ねていくか」(同上)
- 『物語を探しに 新刊小説 Review & Interview』[連載](「小説現代」、講談社、2002・4〜)
- 「Vol.1 黒武洋『メロス・レヴェル』」(2002・4)
- 「Vol.2 長野まゆみ『東京少年』」(2002・5)
- 「Vol.3 柳美里『声』」(2002・6)
- 「Vol.4 新野剛志『罰』」(2002・7)
- 「Vol.5 川上弘美『龍宮』」(2002・8)
- 「Vol.6 平安寿子『グッドラックららばい』」(2002・9)
- 「Vol.7 本多孝好『MOMENT』」(2002・10)
- 「Vol.8 嶽本野ばら『下妻物語』」(2002・11)
- 「Vol.9 角田光代『エコノミカル・パレス』『空中庭園』」(2002・12)
- 「Vol.10 瀬尾まいこ『卵の緒』」(2003・1)
- 「Vol.11 佐藤多佳子『黄色い目の魚』」(2003・2)
- 「Vol.12 吉田篤弘『つむじ風食堂の夜』」(2003・3)
- 「Vol.13 神林長平『小指の先の天使』」(2003・4)
- 「Vol.14 松久淳+田中渉『四月ばーか』」(2003・5)
- 「Vol.15 伊坂幸太郎『重力ピエロ』」(2003・6)
- 「Vol.16 大道珠貴『銀の皿に金の林檎を』(2003・7)
- 「Vol.17 蓮見圭一『ラジオ・エチオピア』」(2003・8)
- 「Vol.18 よしもとばなな『デッドエンドの思い出』」(2003・9)
- 「Vol.19 綿矢りさ『蹴りたい背中』」(2003・10)
- 「Vol.20 佐藤哲也『異国伝』」(2003・11)
- 「Vol.21 吉田修一『東京湾景』」(2003・12)
- 「Vol.22 古処誠二『接近』」(2004・1)
- 「Vol.23 篠田節子『逃避行』」(2004・2)
- 「Vol.24 岩井志麻子『私小説』」(2004・3)
- 「Vol.25 絲山秋子『イッツ・オンリー・トーク』」(2004・4)
- 「Vol.26 柴崎友香『青空感傷ツアー』『ショート・カット』」(2004・5)
- 「Vol.27 金原ひとみ『アッシュベイビー』」(2004・6)
- 「Vol.28 大崎善生『孤独か、それに等しいもの』」(2004・7)
- 「Vol.29 長嶋有『パラレル』」(2004・8)
- 「Vol.30 川端裕人『ふにゅう』」(2004・9)
- 「Vol.31 鹿島田真希『白バラ四姉妹殺人事件』」(2004・10)
- 「Vol.32 石田衣良『ブルータワー』」(2004・11)
- 「Vol.33 村山由佳『天使の梯子』」(2004・12)
- 「Vol.34 白川道『終着駅』」(2005・1)
- 「Vol.35 森奈津子『電脳娼婦』『ゲイシャ笑奴』」(2005・2)
- 「Vol.36 三崎亜記『となり町戦争』」(2005・3)
- 「Vol.37 島本理生『ナラタージュ』」(2005・4)
- 「Vol.38 三浦しをん『むかしのはなし』」(2005・5)
- 「Vol.39 古川日出男『ベルカ、吠えないのか?』」(2005・6)
- 「Vol.40 山田詠美『風味絶佳』」(2005・7)
- 「Vol.41 生田紗代『まぼろし』」(2005・8)
- 「Vol.42 荻原浩『さよならバースディ』」(2005・9)
- 「Vol.43 朱川湊人『かたみ歌』(2005・10)
- 「Vol.44 中村航『100回泣くこと』(2005・11)
- 「Vol.45 恩田陸『ネクロポリス』(2005・12)
- 「Vol.46 栗田有起『マルコの夢』(2006・1)
- 「Vol.47 井上荒野『誰よりも美しい妻』(2006・2)
- 「Vol.48 奥田英朗『ガール』(2006・3)
- 「Vol.49 群ようこ『かもめ食堂』(2006・4)
- 「Vol.50 中島たい子『そろそろくる』」(2006・5)
- 「Vol.51 豊島ミホ『陽の子雨の子』『夜の朝顔』」(2006・6)
- 「Vol.52 小澤征良『蒼いみち』」(2006・7)
- 「Vol.53 中島京子『TOUR1989』」(2006・8)
- 「Vol.54 D[di:]『ファイアースターマン日記』」(2006・9)
- 「Vol.55 前川梓『ようちゃんの夜』」(2006・10)
- 「Vol.56 野中柊『祝福』」(2006・11)
- 「Vol.57 町田康『真実真正日記』」(2006・12)
- 「Vol.58 西加奈子『通天閣』」(2007・1)
- 「Vol.59 森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』」(2007・2)
- 「Vol.60 青山七恵『ひとり日和』」(2007・3)
- 「Vol.61 佐藤友哉『1000の小説とバックベアード』」(2007・4)
- 「Vol.62 いしいしんじ『みずうみ』」(2007・5)
- 「Vol.63 万城目学『鹿男あをによし』」(2007・6)
- 「Vol.64 重松清『カシオペアの丘で』」(2007・7)
- 「Vol.65 中村文則『最後の命』」(2007・8)
- 「Vol.66 小池昌代『タタド』」(2007・9)
- 「Vol.67 道尾秀介『ソロモンの犬』」(2007・10)
- 「Vol.68 桜庭一樹『私の男』」(2007・11)
- 「Vol.69 小池真理子『望みは何と訊かれたら』」(2007・12)
- 「Vol.70 平山夢明『他人事』」(2008・1)
- 「Vol.71 星野智幸『無限道』」(2008・2)
- 「Vol.72 川上未映子『乳と卵』」(2008・3)
- 「Vol.73 本谷有希子『乱暴と待機』『ほんたにちゃん』」(2008・4)
- 「Vol.74 羽田圭介『走ル』」(2008・5)
- 「Vol.75 松井雪子『まよいもん』」(2008・6)
- 「Vol.76 服部真澄『ポジ・スパイラル』」(2008・7)
- 「Vol.77 平野啓一郎『決壊』」(2008・8)
- 「Vol.78 山本文緒『アカペラ』」(2008・9)
- 「Vol.79 朝比奈あすか『声を聴かせて』」(2008・10)
- 「Vol.80 桂望実『平等ゲーム』」(2008・11)
- 「Vol.81 辻仁成『右岸』」(2008・12)
- 「Vol.82 江國香織『左岸』」(2009・1)
- 「Vol.83 天童荒太『悼む人』」(2009・2)
- 「Vol.84 小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』」(2009・3)
- 「Vol.85 楊逸『金魚生活』」(2009・4)
- 「Vol.86 前田司郎『夏の海の半魚人』」(2009・5)
- 「Vol.87 橋本紡『もうすぐ』」(2009・6)
- 「Vol.88 宮本輝『骸骨ビルの庭』」(2009・7)
- 「Vol.89 梨木香歩『f植物園の巣穴』」(2009・8)
- 「Vol.90 朝倉かすみ『ともしびマーケット』」(2009・9)
- 「Vol.91 唯野未歩子『僕らが旅にでる理由』」(2009・10)
- 「Vol.92 野中ともそ『犬のうなじ』『ぴしゃんちゃん』」(2009・11)
- 「Vol.93 乃南アサ『ニサッタ、ニサッタ』」(2009・12)
- 「Vol.94 藤野千夜『親子三代、犬一匹』」(2010・1)
- 「Vol.95 あさのあつこ『ガールズ・ストーリー おいち不思議がたり』『夜のだれかの玩具箱』」(2010・2)
- 「Vol.96 松尾スズキ『老人賭博』」(2010・3)
- 「Vol.97 朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』」(2010・4)
- 「Vol.98 桐野夏生『ナニカアル』」(2010・5)
- 「Vol.99 佐川光晴『とうさんは、大丈夫』」(2010・6)
- 「Vol.100 高橋源一郎『「悪」と戦う』」(2010・7)
- 「Vol.101 辻村深月『光待つ場所へ』」(2010・8)
- 「Vol.102 角田光代『ひそやかな花園』」(2010・9)
- 「Vol.103 柴崎友香『寝ても覚めても』」(2010・10)
- 「Vol.104 恒川光太郎『竜が最後に帰る場所』」(2010・11)
- 「Vol.105 町田康『どつぼ超然』『人間小唄』」(2010・12)
- 「Vol.106 乃南アサ『地の果てから』」(2011・1)
- 「Vol.107 荻原浩『砂の王国』」(2011・2)
- 「特別版 江國香織×角田光代『家族という形の先に見えるもの』」(2011・3)
- 「Vol.108 桐野夏生『ポリティコン』」(2011・4)
- 「Vol.109 青山七恵『わたしの彼氏』」(2011・5)
- 「Vol.110 津村記久子『ワーカーズ・ダイジェスト』」(2011・6)
- 「Vol.111 窪美澄『ふがいない僕は空をみた』」(2011・7)
- 「Vol.112 石田衣良『明日のマーチ』」(2011・8)
- 「Vol.113 原田ひ香『東京ロンダリング』」(2011・9)
- 「Vol.114 吉川トリコ『少女病』」(2011・10)
- 「Vol.115 北野勇作『きつねのつき』」(2011・11)
- 「Vol.116 乾ルカ『ばくりや』」(2011・12)
- 「Vol.117 鹿島田真希『来たれ、野球部』」(2012・1)
- 「Vol.118 村山由佳『放蕩記』」(2012・2)
- 「Vol.119 柚木麻子『嘆きの美女』」(2012・3)
- 「Vol.120 原田マハ『楽園のカンヴァス』」(2012・4)
- 「Vol.121 池澤夏樹『氷山の南』」(2012・5)
- 「Vol.122 丹下健太『仮り住まい』」(2012・6)
- 「Vol.123 川上弘美『七夜物語』」(2012・7)
- 「Vol.124 道尾秀介『光』」(2012・8)
- 「Vol.125 中村文則『迷宮』」(2012・9)
- 「Vol.126 初野晴『カマラとアマラの丘』」(2012・10)
- 「Vol.127 綿矢りさ『ひらいて』」(2012・11)
- 「Vol.128 長嶋有『佐渡の三人』『フキンシンちゃん』」(2013・1)
- 「Vol.129 天童荒太『歓喜の仔』」(2013・2)
- 「Vol.130 畑野智美『海の見える街』」(2013・3)
- 「Vol.131 篠田節子『ブラックボックス』」(2013・4)
- 「Vol.132 千早茜『桜の首飾り』」(2013・4)
- 「Vol.133 彩瀬まる『あのひとは蜘蛛を潰せない』」(2013・5)
- 「Vol.134 勝目梓『ある殺人者の回想』」(2013・6)
- 「Vol.135 井上荒野『あなたにだけわかること』」(2013・7)
- 「Vol.136 雛倉さりえ『ジェリー・フィッシュ』」(2013・8)
- 「Vol.137 佐川光春『おれたちの約束』」(2013・9)
- 「Vol.138 椰月美智子『その青の、その先の、』(2013・10)
- 「Vol.139 三浦しをん『政と源』」(2013・11)
- 「Vol.140 窪美澄『雨のなまえ』(2013・12)
- 「Vol.141 梨木香歩『冬虫夏草』(2014・1)
- 「Vol.142 森絵都『漁師の愛人』(2014・2)
- 「Vol.143 西加奈子『舞台』(2014・3)
- 「Vol.144 朝井リョウ『スペードの3』(2014・4)
- 「Vol.145 長野まゆみ『団地で暮らそう!』」(2014・5)
- 「Vol.146 白石一文『神秘』」(2014・6)
- 「Vol.147 小手鞠るい『アップルソング』」(2014・7)
- 「Vol.148 園子温『毛深い闇』」(2014・8)
- 「Vol.149 橋本治『結婚』」(2014・9)
- 「Vol.150 深沢潮『ランチに行きましょう』」(2014・10)
- 「Vol.151 中島京子『かたづの!』」(2014・11)
- 「Vol.152 辻村深月『家族シアター』」(2014・12)
- 「Vol.153 中村航 中田永一『僕は小説が書けない』」(2015・1)
- 「Vol.154 桜木紫乃『ブルース』」(2015・2)
- 「Vol.155 山田詠美『賢者の愛』」(2015・3)
- 「Vol.156 最果タヒ『かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡』『星か獣になる季節』」(2015・4)
- 「Vol.157 朝倉かすみ『乙女の家』」(2015・5)
- 「Vol.158 宮本輝『田園発港行き自転車』上・下」(2015・6)
- 「Vol.159 小池真理子『モンローが死んだ日』」(2015・7)
- 「Vol.160 辻仁成『日付変更線 The Date Line』上・下」(2015・8)
- 「Vol.161 島本理生『匿名者のためのスピカ』」(2015・9)
- 「Vol.162 赤川次郎『東京零年』」(2015・10)
- 「Vol.163 林真理子『マイストーリー 私の物語』」(2015・11)
- 「Vol.164 中村航『世界中の青空をあつめて』」(2015・12)
- 「Vol.165 樋口毅宏『ドルフィン・ソングを救え!』」(2016・1)
- 「Vol.166 村田沙耶香『消滅世界』」(2016・2)
- 「Vol.167 宮内悠介『アメリカ最後の実験』」(2016・3)
- 「Vol.168 佐野よる『また、同じ夢を見ていた』」(2016・4)
- 「Vol.169 加藤千恵『アンバランス』」(2016・5)
- 「Vol.170 小川糸『ツバキ文具店』」(2016・6)
- 「Vol.171 東山彰良『罪の終わり』」(2016・7)
- 「Vol.172 柳美里『ねこのおうち』」(2016・8)
- 「Vol.173 新海誠『小説 君の名は。』」(2016・9)
- 「スペシャル・インタビュー 嶽本野ばら『エミリー』 内的葛藤を抱えた十代の少女たちへ。乙女のカリスマが描く思春期情動小説」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2002・6)
- 「スペシャル・インタビュー Dランドの歩き方 聞き手・榎本正樹」(「文藝」秋号、特集「Dディー [di:]」、河出書房新社、2002・8)
- 「スペシャル・インタビュー 平野啓一郎『葬送』 現代の社会と深く結びついているという確信があったからこそ、疎外感に絶えて書き続けられました。」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2002・10)
- 「スペシャル・インタビュー 湯本香樹実『西日の町』 私や登場人物が生きてきたさまざまな時間、それが積み重なって生まれた物語です」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2002・11)
- 「連続インタビュー『作家の誕生、小説の戦略』 長嶋有/平野啓一郎/黒田晶」(「文藝」冬号、特集「文学シーン1998⇔2002」、2002・11)
- 「スペシャル・インタビュー 長嶋有『タンノイのエジンバラ』 バーモントカレーの箱の裏を見て、子供がかつての自分と同じことをいう。そんな世代を超えた共有感覚を描いてみたかった」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2003・1)
- 「Book of The Year 2002 出版界トピックス2002 柳美里氏デビュー作『石に泳ぐ魚』 最高裁判決にて出版差し止め」(同上)
- 「第39回文藝賞作家連続インタビュー 中村航 聞き手・榎本正樹」(「文藝」春号、河出書房新社、2003・2)
- 「スペシャル・インタビュー 大道珠貴『しょっぱいドライブ』 60代の男性は、きっとまだまだ恋愛に期待している。そんな色気を感じます」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2003・4)
- 「スペシャル・インタビュー D[di:]『ANGEL MEAT PIE』 マンガと文芸の劇的な合体。少女の痛みと奇跡。D[di:]の苛烈な『実験』は続く」(同上)
- 「ヒットの予感 町田康『権現の踊り子』 笑いながら言葉の迷宮に引きずり込まれること必至! 6つの町田康ワールドを堪能あれ」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2003・5)
- 「ヒットの予感 福田和也 文芸クオリティ・マガジン『en-taxi』創刊 柳美里、福田和也、坪内祐三、リリー・フランキー、彼らのタクシーに乗り込んで、文学の世界に迷い込め!」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、同上)
- 「川上弘美全作品を語る(聞き手=榎本正樹)」(「文藝」秋号、特集「川上弘美」、河出書房新社、2003・8)
- 「ヒットの予感 嶽本野ばら『カルプス・アルピス』 画家・田仲容子の絵をモチーフに美しく編まれた魂の恋愛小説」(「ダ・ヴィンチ」、2003・12)
- 「ヒットの予感 島本理生『生まれる森』 大人の世界に移行する時期の世界との違和感を書いてみたかった」(「ダ・ヴィンチ」、2004・3)
- 「生田紗代×榎本正樹『未来と過去の「タイムカプセル」』」(「文藝」秋号、河出書房新社、2004・8)
- 「ロングインタビュー(聞き手・榎本正樹) 死者=歴史の声に耳を澄ます──『8月の果て』を走り抜けて」(「新潮」、04・9)
- 「ヒットの予感 阿部和重『グランド・フィナーレ』 『2』という数字をキーワードに読む文学ならではの“たくらみ”の小説」(「ダ・ヴィンチ」、2005・4)
- 「『雨と夢のあとに』刊行記念特集 柳美里&成井豊インタビュー」(「野性時代」、2005・6)
- 「リービ英雄 『文学ごっこの放浪ではなく』」(「野性時代」、2005・10)
- 「スペシャル・インタビュー 大江健三郎『さようなら、私の本よ!』 チェンジリング三部作完結」(「ダ・ヴィンチ」、2006・1)
- 「5月のおすすめ本 野中柊『きみの歌が聞きたい』」(「野性時代」、2006・5)
- 「桜庭一樹『少女七竃と七人の可愛そうな大人』」(「野性時代」、2006・9)
- 「嶽本野ばら『ハピネス』 前作の『シシリエンヌ』で本当は引退する予定でした」(「ダ・ヴィンチ」、2006・10)
- 「山崎ナオコーラ――読者を信頼することがいちばん大事」(「文藝」冬号、2006・11)
- 「羽田圭介――男子高という“田舎”を舞台にその“方言”で書いてみた」(「文藝」冬号、2006・11)
- 「最新刊『赤朽葉家の伝説』最速インタビュー 鳥取のケネディ家 あるいは未来へ向かうあなたのための“偽史”」(「野性時代」特集「桜庭一樹」、2007・2)
- 連続インタビュー「『現在』女性文学へのまなざし」(「すばる」、2007・5〜)
- 「(1) 綿矢りさ」(2007・5)
- 「(2) 柴崎友香」(2007・6)
- 「(3) 島本理生」(2007・7)
- 「(4) 桜庭一樹」(2007・9)
- 「(5) 鹿島田真希」(2007・10)
- 「(6) 三浦しをん」(2007・11)
- 「(7) 雨宮処凛」(2008・1)
- 「(8) 本谷有希子」(2009・3)
- 「(9) 青山七恵」(2008・4)
- 「(10) 金原ひとみ」(2008・5)
- 「スペシャル企画 注目作家、連続インタビュー 今、青春小説は何を描こうとしているのか? 桜庭一樹 中村航 津村記久子」(「小説すばる」、集英社、2009・5)
- 「こんげつのブックマーク(1)EX 謎の脅迫状、閉ざされたフロア…… 骸骨ビルに秘められた思いとは? 宮本輝『骸骨ビルの庭』(上・下)」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2009・8)
- 「davinci pick up 新刊『水死』刊行 はたして、これが本当に最後の小説となってしまうのか 大江健三郎『水死』」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2010・2)
- 「こんげつのブックマーク(1) 働き盛りの男女4人の“宝探し” 数十年の時を照らす物語の厚み 宮本輝『三千枚の金貨』」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2010・9)
- 「『歌うクジラ』村上龍ロングインタビュー」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2010・12)
- 「『ばらばら死体の夜』刊行記念インタビュー 桜庭一樹」(「青春と読書」、2011・5) *インタビューのロングヴァージョンが、特設サイト(http://www.shueisha.co.jp/sakuraba/ )で読めます。
- 「Interview 桜庭一樹『GOSICK』の過去・現在・未来」(「本の旅人」、2011・5)
- 「辻村深月ロングインタビュー 『正しいことを書いているとは思わないけれど、正しくあろうともがく人たちを書きたいと思っています』」(「小説すばる」特集「辻村深月 私が書きたかったことのすべて」、集英社、2011・6)
- 「最新刊『傷痕』桜庭一樹インタビュー 『巨きな存在の喪失』を描く理由」(「IN★POCKET」、講談社、2012・2)
- 「close up 桜庭一樹『無花果とムーン』刊行記念インタビュー 『死者とともに生きていくこと』」(「小説野性時代」、角川書店、2012・11) *ロングヴァージョンのインタビューが特集サイト(http://www.kadokawa.co.jp/sp/201210-01/)で読めます。
- 「『なぎさ』山本文緒×長嶋有 人生に、そして創作に真に必要なものは何か――。真摯に向き合う二人の作家の、魂の交歓・」(「本の旅人」No.217、KADOKAWA、2013・11)
- 「金原ひとみ『持たざる者』刊行記念インタビュー 震災後の時間を生きる個人とその家族の運命を描いた最新作」(「ダ・ヴィンチ」、KADOKAWA、2015・6)
- 「こんげつのブックマーク(1)EX 本物の“珠玉”は存在している。短編を読むことの醍醐味 山田詠美『珠玉の短編』」(「ダ・ヴィンチ」、KADOKAWA、2016・8)
《インタビュー(インタビュイーとして)&コメント関係》
- 「著者訪問『野田秀樹と高橋留美子』を書いた榎本正樹さん」(「北海道新聞」、92・10・11朝刊)
- 「PORTRAIT OF MEMBERS 榎本正樹さん」(「ONLINE TODAY JAPAN」、ニフティ株式会社、94・2)
- 「『音楽するコミック』登場」(「毎日新聞」、94・12・2夕刊)
- 「読書はパソコン通信で──オンライン出版相次ぐ」(「朝日新聞」、95・3・18夕刊)
- 「経済マガジン──インターネットは救世主」[放送出演](ラジオ日本、96・5・8放送)
- 「今月のゲームな人(1) 榎本正樹 進化し続けるデジタルテクノロジーが拓く文学とネットワークの可能性」(「GREAT SATURN Z」、毎日コミュニケーションズ、96・7)
- 「『電子本』がひらくテキスト操る快楽」(「朝日新聞」、98・7・2朝刊)
- 「インターネットで文学堪能 画像・音声ふんだんに」(「日本経済新聞」、99・8・9朝刊)
- 「ヒト未来系 ネット時代の新たな文学像探る(文芸評論家 榎本正樹さん)」(共同通信配信、2000・3・11夕刊)
- 「ただいま執筆中 共生虫サイト世界観を本に」(共同通信配信、2000・8・11)
- 「90年代の村上龍は何を小説化したか? 近代日本の崩壊を告げる村上作品群」(「ダカーポ」、マガジンハウス、2001・3・7)
- 「ブンガクを歩く第17回 センター試験〈国語〉の謎!?」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2001・5)
- 「話題になった本VSじっくり読みたい本 この夏“はまる本”と出会いたい」(「日経ウーマン」、日経ホーム出版社、2001・9)
- 「ニッポンのことば 第3部情報化の中で(3) ネットに生きる日記文化の伝統」(「朝日新聞」、2001・9・25朝刊)
- 「Book of The Year 2001 本読みのプロが選ぶ今年必読の3冊 純文学(三浦雅士『青春の終焉』、吉本ばなな『吉本ばなな自選選集』、高橋源一郎『日本文学盛衰史』)」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2002・1)
- 「Book Wachersが予測する、ブレイクしそうな書き手たち(岡崎玲子『レイコ@チョート校』、嶽本野ばら『ツインズ』、長嶋有『猛スピードで母は』)」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2002・2)
- 「Book of The Year 2002 本読みのプロが選ぶ今年読んで面白かった3冊 文芸(D[di:]『キぐるみ』、神蔵美子『たまもの』、平野啓一郎『葬送』)」(「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、2003・1)
- 「文学的“事件”は朗報?話題作り? 芥川賞最年少受賞」(共同通信配信、2004・1)
- 「時代のキーワード インディーズ文学」(共同通信配信、2004・7)
- 「本読みのプロが選ぶ読んで面白かった3作」(「ダ・ヴィンチ」、2005・1)
- 「目利きの皆さんに聞きました 次に来る新進作家はこの人!」(「ダ・ヴィンチ」、2007・10)
- 「“現在文学”をリードする若き女神たち」(「青春と読書」、集英社、2008・9)
- 「“ヌード+短歌”新機軸 小説誌の低迷袋とじで打開 『小説すばる』7月号」(「産経新聞」、2009・6・28朝刊)
- 「ニッポン解析 芥川賞『該当作なし』 多様化で評価割れ 出版不況下、落胆の声も」(共同通信社配信、2010・2)
- 「推薦コメント 靖子靖史『そよかぜキャットナップ』」(講談社BOX、2012・4)*http://www.bookclub.kodansha.co.jp/kodansha-box/powersselection/
- コメント「『R‐18文学賞』から実力派が続々 女性の作品 女性が選考」(「東京新聞」、2013・5・27夕刊)
- コメント「再考 ポスト3・11 『震災文学』相次いで刊行 祈り、諦念、死者への思い」(共同通信配信、2013・6)
- 「出会う人を魅了する、中村文則の作品と個性」(「ダ・ヴィンチ」、KADOKAWA、2016・8)
《書評・メディアレビュー》
- 黒古一夫『大江健三郎論──森の思想と生き方の原理』(「日本近代文学」第42集、日本近代文学会、90・5)
- 大江健三郎『治療塔』(「週刊読書人」、90・6・25)
- 森英一『秋声から芙美子へ』(「日本近代文学」第44集、日本近代文学会、91・5)
- 津島佑子『大いなる夢よ、光よ』(「週刊読書人」、91・8・26)
- 藤原智美『運転士』(「週刊読書人」、92・10・19)
- 木股知史『イメージの図像学』(「週刊読書人」、93・2・22)
- 野中柊『グリーン・クリスマス』(「週刊読書人」、93・9・20)
- 巽孝之『メタフィクションの謀略』『ジャパノイド宣言──現代日本SFを読むために』(「週刊読書人」、94・1・11)
- 大江健三郎『「救い主」が殴られるまで』(「北海道新聞」、94・2・6)
- 清水勲・湯本豪一『漫画と小説のはざまで』(「北海道新聞」、94・4・3)
- 神林長平『言壺』(「週刊読書人」、95・1・20)
- 吉本ばなな『SLY』(「週刊読書人」、96・5・10)
- 久間十義『魔の国アンヌピウカ』(「図書新聞」、96・6・22)
- 島田雅彦『そして、アンジュは眠りにつく』(「週刊読書人」、97・1・17)
- CD-ROM『人類の起源──私たちはどこからきたのか?』(「CD-ROM Fan」、毎日コミュニケーションズ、97・6)
- 町田康『くっすん大黒』(「週刊読書人」、97・5・23)
- 『読後の協奏曲』[連載](「ワイアード」、DDPデジタルパブリッシング、97・8〜97・12)
- 第1回「〜ジャンクとしての物語〜(竹熊健太郎編『パラノ・エヴァンゲリオン』:大泉実成編『スキゾ・エヴァンゲリオン』:村上春樹『アンダーグラウンド』)」(97・8)
- 第2回「〜遍在するネットワーク〜(小松和彦/内藤正敏『鬼がつくった国・日本──歴史を動かしてきた「闇」の力とは』:藤本憲一『ポケベル少女革命──メディア・フォークロア序説』:ジェニファー・トス/渡辺葉訳『モグラびと──ニューヨーク地下生活者たち』)」(97・9)
- 第3回「〜未来像のゆくえ〜(高城剛『デジタル日本人』:ビル・ゲイツ/西和彦訳『ビル・ゲイツ 未来を語る アップデート版』:ジュード・ミルホン/R・U・シリウス/バード・ナゲル/志賀隆生監修『サイバーパンクハンドブック日本版』)」(97・10)
- 第4回「〜自己と他者、そこに介在するもの〜(「澁I」女子高生写真評議会『澁I』:笙野頼子『パラダイス・フラッツ』:都築響一『TOKYO STYLE』)」(97・11)
- 第5回「〜21世紀文学の出発点〜(阿部和重『インディヴィジュアル・プロジェクション』:高橋源一郎『ゴーストバスターズ──冒険小説』:大原まり子『戦争を演じた神々たちII』)」(97・12)
- CD-ROM『平家物語』(「CD-ROM Fan」、毎日コミュニケーションズ、97・8)
- 一條孝夫『大江健三郎──その文学世界と背景』(「日本近代文学」第57集、日本近代文学会、97・10)
- CD-ROM『犬養孝の万葉時空紀行』(「CD-ROM Fan」、毎日コミュニケーションズ、98・1)
- アストロ・テラー『エドガー@サイプラス』(「週刊読書人」、98・5・1)
- 松本侑子/鈴木康之『赤毛のアンの翻訳物語』(「週刊読書人」、98・10・23)
- 『ダ・ヴィンチBOOK Watchersの絶対読んでトクする20冊』[連載](「ダ・ヴィンチ」、メディアファクトリー、99・11〜2003・4)
- 島田雅彦『自由死刑』、萱野葵『段ボールハウスガール』(99・11)
- 伊藤比呂美『ラニーニャ』、筒井康隆『わたしのグランパ』(99・12)
- 角田光代『東京ゲスト・ハウス』、ゾエ・イェニー/平野卿子訳『花粉の部屋』(2000・1)
- 辻仁成『千年旅人』、フィリップ・プルマン/大久保寛訳『黄金の羅針盤 ライラの冒険シリーズI』(2000・2)
- 中上紀『彼女のプレンカ』、江國香織『すみれの花の砂糖づけ』(2000・3)
- 岬兄悟・大原まり子編『彗星パニック SFバカ本』、柴崎友香『きょうのできごと』(2000・4)
- 赤坂真理『ミューズ』、吉本ばなな『不倫と南米』(2000・5)
- 宮沢章夫『サーチエンジン・システムクラッシュ』、筒井康隆『エンガッツィオ司令塔』(2000・6)
- ジェシー・ロイド&エムリン・リーズ/佐竹史子&江口研一訳『カム・トゥギャザー』、椎名誠・林真理子・藤野千夜・村松友視・盛田隆二/コリーヌ・カンタン編『東京小説』(2000・7)
- 田口ランディ『コンセント』、ウィリアム・ギブスン/朝倉久志訳『フューチャーマチック』(2000・8)
- 姫野カオルコ『サイケ』、ミヒャエル・エンデ/上田真而子・佐藤真理子訳『はてしない物語』(2000・9)
- 工藤キキ『姉妹7センセイション』、楠木朋彦『マルコ・ポーロと私』(2000・10)
- 多和田葉子『光とゼラチンのライプチッヒ』、横田創『(世界創造)』(2000・11)
- ナンシー・ヒューストン/横川晶子訳『天使の記憶』、野田秀樹『20世紀最後の戯曲集』(2000・12)
- 吉本ばなな『ひな菊の人生』、ジョルジュ・ペレック/酒詰治男訳『エリス島物語 移民たちの彷徨と希望』(2001・1)
- 大江健三郎『取り替え子』、宮澤賢治・林光・吉増剛造『賢治の音楽室』(2001・2)
- 恩田陸『ライオンハート』、クラフト・エヴィング商會・著/坂本真典・写真『らくだこぶ書房21世紀古書目録』(2001・3)
- 黒田晶『メイド イン ジャパン』、松本侑子『赤毛のアンに隠されたシェイクスピア』(2001・4)
- 堀江敏幸『熊の敷石』、谷崎潤一郎・渡辺千萬子『谷崎潤一郎=渡辺千萬子 往復書簡』(2001・5)
- 村上龍『タナトス』、柳美里『ルージュ』(2001・6)
- 笙野頼子『渋谷色浅川』、町田康『町田康全歌詩集1977〜1997』(2001・7)
- 福永信『アクロバット前夜』、小林紀晴『小説家』(2001・8)
- 中原昌也『あらゆる場所に花束が……』、川上弘美『センセイの鞄』(2001・9)
- ミュリエル・バルベリ/高橋利絵子訳『至福の味』、嶽本野ばら『カフェー小品集』(2001・10)
- 矢島裕紀彦・文/高橋昌嗣・写真『文士の逸品』、阿部和重『ニッポニアニッポン』(2001・11)
- 村上龍『最後の家族』、貞奴『死亡告知』(2001・12)
- 多和田葉子『変身のためのオピウム』、谷川俊太郎『詩ってなんだろう』、スティーヴン・キング/池央耿訳『小説作法』(2002・1)
- 綿矢りさ『インストール』、筒井康隆編『21世紀 文学の創造(1) 現代世界への問い』(2002・2)
- ダグラス・クープランド/江口研一訳『神は日本を憎んでる』、川村湊『日本の異端文学』(2002・3)
- D[di:]『キぐるみ』、高橋源一郎『官能小説家』(2002・4)
- 重松清『流星ワゴン』、吉村萬壱『クチュクチュバーン』(2002・5)
- ライナー・チムニク/矢川澄子訳『クレーン男』、河野多恵子『小説の秘密をめぐる十二章』(2002・6)
- 柳美里『声』、園子温『自殺サークル』(2002・7)
- 村上龍・中田英寿『文体とパスの精度』、神蔵美子『たまもの』(2002・8)
- 高橋源一郎『一億三千万人のための小説教室』、三浦佑之訳・注釈『口語訳 古事記[完全版]』(2002・9)
- 平安寿子『グッドラックららばい』、山田風太郎『戦中派焼け跡日記』(2002・10)
- 吉田修一『パーク・ライフ』、D[di:]『ドニー・ダーコ』(2002・11)
- 山本文緒『ファースト・プライオリティー』、大江健三郎『憂い顔の童子』(2002・12)
- 清水博子『ぐずべり』、舞城王太郎『熊の場所』(2003・1)
- 佐藤多佳子『黄色い目の魚』、リンド・ウォード『狂人の太鼓』(2003・2)
- 岡田智彦『キッズ アー オールライト』、栗田有起『ハミザベス』(2003・3)
- マーク・Z・ダニエレブスキー/嶋田洋一訳『紙葉の家』、ブルボン小林『ブルボン小林の末端通信』(2003・4)
- 「今月の書評 吉本ばなな『不倫と南米』 人生の陰影と深い情念を刻印した短編群」(「星星峡」No.27、幻冬舎、2000・4)
- 角田光代『菊葉荘の幽霊たち』(「週刊読書人」、2000・5・12)
- 盛田隆二『リセット』(「週刊読書人」、2001・1・5)
- 篠原一『きみよ わすれないで』『アウト トゥ ランチ』(「週刊読書人」、2001・6・22)
- 柳美里『世界のひびわれと魂の空白を』(「週刊読書人」、2001・11・9)
- 『新人小説月評』[連載](「文學界」、文藝春秋、2002・3〜7)
- 「九月十一日以後の主題」(2002・3)
- 「新たなる不妊小説」(2002・4)
- 「映画の鮮やかな再生」(2002・5)
- 「関西弁の可能性」(2002・6)
- 「新人はひとりで歩く」(2002・7)
- 山中麻弓『カルマ落とし』(「週刊読書人」、2002・4・26)
- 「今月の本棚 『歴史』と『小説』をむすぶ 小森陽一『歴史認識と小説』」(「すばる」、集英社、2002・10)
- 「今月の本棚 実在と虚無の間で 藤沢周『紫の領分』」(「すばる」、集英社、2002・12)
- 青来有一『月夜見の島』(共同通信配信、2002・12)
- 「切実で普遍的な『少年』の物語──重松清『きよしこ』」(「波」、新潮社、2002・12)
- 舞城王太郎『阿修羅ガール』(共同通信配信、2003・3)
- 村上龍『どこにでもある場所とどこにもいないわたし』(「週刊読書人」、2003・6・27)
- 「今月の本棚 『見ること』は『罪』なのか 楠見朋彦『ジャンヌ、裁かるる』」(「すばる」、集英社、2003・6)
- 「今月の本棚 接続する身体/分節化される世界 赤坂真理『彼が彼女の女だった頃』」(「すばる」、集英社、2003・8)
- 吉村萬壱『ハリガネムシ』(共同通信配信、2003・9)
- 「Book Review よしもとばなな『デッドエンドの思い出』」(「文藝」冬号、河出書房新社、2003・11)
- 保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』(共同通信配信、2003・12)
- 丸山健二『銀の兜の夜』(共同通信配信、2003・12)
- 「すばる文学カフェ 本 『関係』の生まれる場所 島本理生『生まれる森』」(「すばる」、集英社、2004・4)
- 「Book Review 柴崎友香『青空感傷ツアー』『ショート・カット』」(「文藝」夏号、河出書房新社、2004・5)
- 松浦寿輝『半島』(「北海道新聞」、2004・8・15)
- 長嶋有『パラレル』(「週刊読書人」、2004・8・20)
- 「BOOK OF THE WEEK 今年度最大の文学的収穫 柳美里『8月の果て』」(「週刊新潮」、04・8・26)
- 「すばる文学カフェ 本 形象=継承される“郊外” 島田雅彦『溺れる市民』」(「すばる」、集英社、04・10)
- 「井口時男『危機と闘争』 2人の作家 同質と異質」(「北海道新聞」、05・1・23)
- 「桐野夏生『I'm sorry,mama. アイム ソーリー、ママ』 母をめぐる母の物語 母的なイメージに統括される」(「週刊読書人」、05・2・11)
- 「車谷長吉『飆風』」(「北海道新聞」、2005・3・20)
- 「すばる文学カフェ 本 植物的恋愛のありか 星野智幸『アルカロイド・ラヴァーズ』」(「すばる」、集英社、05・3)
- 「島本理生『ナラタージュ』」(共同通信配信、2005・3)
- 「柳美里『雨と夢のあとに』」(「北海道新聞」、2005・5・29)
- 「吉村萬壱『バースト・ゾーン』」(共同通信配信、2005・6)
- 「加藤典洋『僕が批評家になったわけ』」(「北海道新聞」、2005・7・17)
- 「すばる文学カフェ 本 記号と情報のナラトロジー 青木淳悟『四十日と四十夜のメルヘン』」(「すばる」、集英社、05・7)
- 「金原ひとみ『AMEBIC』」(共同通信配信、2005・8)
- 「星野智幸『在日ヲロシヤ人の悲劇』 家族によって“世界”の複雑な構造と成り立ちをとらえる」(「週刊読書人」、2005・8・26)
- 「群ようこ『妖精と妖怪のあいだ 評伝・平林たい子』 波瀾万丈の人生 軽妙に」(「北海道新聞」、2005・9・4)
- 「梨木香歩『沼地のある森を抜けて』」(共同通信配信、2005・10)
- 「帚木蓬生『千日紅の恋人』」(「北海道新聞」、2005・10・9)
- 「加賀乙彦『雲の都 第二部 時計台』」(共同通信配信、2005・12)
- 「高木のぶ子『HOKKAI』」(「北海道新聞」、2005・12・4)
- 「絲山秋子『ニート』」(「週刊読書人」、2006・1・13)
- 「よしもとばなな『みずうみ』」(「北海道新聞」、2006・1・29)
- 「小池真理子『青山娼館』」(「北海道新聞」、2006・3・19)
- 「三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』」(「週刊現代」、2006・4・29)
- 「清水博子『vanity』」(「北海道新聞」、2006・4・30)
- 「瀬尾まいこ『温室デイズ』 “学校崩壊”の危機に立ち向かう健気な女生徒の“希望”への闘い」(「週刊現代」、2006・8・19/26)
- 「金原ひとみ『オートフィクション』 記憶を記録化する一人称のナラティヴ」(「すばる」、2006・9)
- 「釉木淑乃『帰ってきた黄金バット』 響きあう兄妹の魂の物語」(「すばる」、2006・11)
- 「佐藤洋二郎『未完成の友情』 男2人揺れ動くきずな」(「北海道新聞」、2006・11・5)
- 「いしいしんじ他著『極上掌篇小説』 “掌に乗る”ほどの小宇宙の中に多彩なジャンルの“物語”が満載」(「週刊現代」、2006・12・16)
- 「大江健三郎『「伝える言葉」プラス』 未来に託す希望 随所に」(「北海道新聞」、07・1・21)
- 「荻世いをら『公園』 中山咲『ヘンリエッタ』 新奇な趣向と構成の荻世と純度の高い世界を構築した中山」(「週刊読書人」、2007・1・26)
- 「柴崎友香『また会う日まで』 大阪から東京を訪れた写真家志望の若い女性の目的はその昔のある『思い』の確認だった」(「週刊現代」、2007・2・17)
- 「山田詠美『無銭優雅』 人生の後半の恋に、ふわりと立ち上る真実」(「週刊文春」、2007・3・1)
- 「安達千夏『見憶えのある場所』 母娘幻想を断ち切る」(「すばる」、2007・3)
- 「熊谷達也『氷結の森』 戦場から生き延びた男」(「北海道新聞」、2007・4・8)
- 「辻仁成『ピアニシモ・ピアニシモ』 悲惨な事件の犠牲者になる子供たちを通して見据える時代を覆う“暴力”の根源」(「週刊現代」、2007・5・19)
- 「加藤典洋『太宰と井伏 ふたつの戦後』 破滅型作家の死に迫る」(「北海道新聞」、2007・6・10)
- 「鏡像的関係から光学的関係へ 野中柊『プリズム』」(「波」、2007・7)
- 「勝谷誠彦『彼岸まで。』 私小説やホラーもの、ユーモア…… ジャンルを超えた多彩なタッチで同時代を批評的に撃つ異色短編集」(「週刊現代」、2007・7・28)
- 「島田雅彦『カオスの娘』 シャーマン少年と美少女テロリストの交錯」(「すばる」、2007・8)
- 「朱川湊人『いっぺんさん』 子供たちの“受難”をファンタジー、昔話、奇譚などの幅広い手法で温かく紡ぎ出す」(「週刊現代」、2007・9・22)
- 「河野多恵子・山田詠美『文学問答』 伝達とコミュニケーションへの意志」(「文學界」、2007・10)
- 「おかしな二人組(スゥード・カップル)の継承と新展開 大江健三郎『臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』」(「すばる」、2008・2)
- 「本を読む 中島たい子『漢方小説』 「体三部作」の出発点として」(「青春と読書」、2008・2)
- 「佐藤正午『アンダーリポート』」(「週刊現代」、2008・1・26)
- 「木俣知史『画文共鳴』」(時事通信社配信、2008・3)
- 「伊集院静『羊の目』」(「週刊現代」、2008・3・15)
- 「服部真澄『エクサバイト』 情報世界の内側をリアルに 情報網羅主義に警鐘を鳴らす思考の書」(「週刊読書人」、2008・4・4)
- 「蜂飼耳『転身』(共同通信配信、2008・5)
- 「白石一文『この世の全部を敵に回して』(「週刊現代」、2008・6・7)
- 「井上荒野『切羽へ』(「週刊現代」、2008・7・19)
- 「島本理生『波打ち際の蛍』」(時事通信社配信、2008・9)
- 「絲山秋子『ばかもの』(「週刊現代」、2008・11・15)
- 「鹿島田真希『女の庭』 結婚前後の女のディスクール」(「文學界」、文芸春秋、2009・4)
- 「大崎善生『ディスカスの飼い方』」(「週刊現代」、2009・3・21)
- 「赤坂真理『太陽の涙』 世界把握の方法としての神話記述」(「週刊読書人」、2009・2・6)
- 「角田光代『森に眠る魚』」(「週刊現代」、2009・1・10/17)
- 「『ハートフル』こそ『グロテスク』──本谷有希子『偏路』」(「波」、新潮社、2008・10)
- 「鹿島田真希『女の庭』」(「文學界」、2009・4)
- 「桐野夏生『IN』 心の内に迫り小説の魔力を描出」(時事通信社配信、2009・6)
- 「雨宮処凛『雨宮処凛の「生存革命」日記〜万国のプレカリアートよ、暴れろ!〜』 混沌としたこの時代を生き抜くためのリアルな『思想』」(「青春と読書」、集英社、2009・6)
- 「安達千夏『かれん』 過去という不可逆な時間を取り戻そうと生きる人間の精神の営みが到る真実とは」(「週刊現代」、講談社、2009・7・18)
- 「丸山健二『百と八つの流れ星』 孤高の作家、新たな地平に」(共同通信配信、2009・7)
- 「奥田英朗『無理』 現代日本の縮図と行く末」(共同通信配信、2009・11)
- 「金原ひとみ『憂鬱たち』 自己否定を経由した自己肯定 世界を相対化する装置としてのヒューモアが根本に」(「週刊読書人」、2009・11・20)
- 「青山七恵『かけら』 『距離』がもたらす『風景』と『記憶』」(「すばる」、集英社、2009・12)
- 「乃南アサ『ニサッタ、ニサッタ』 転落人生の先にある『希望』」(産経新聞、2010・1・24)
- 「松尾スズキ『老人賭博』 エキセントリックな展開の爆笑喜劇で 精神の暗部を射つ今期芥川賞候補作」(「週刊現代」、講談社、2010・2・13)
- 「三浦佑之『日本霊異記の世界』 説話世界根源的な力を実感」(時事通信配信、2010・3)
- 「伊集院静『志賀越みち』 経済成長を突き進む時代背景と対照して 祗園を舞台に美しく花開く舞妓と学生の恋」(「週刊現代」、講談社、2010・4・3)
- 「渡辺和靖『吉本隆明の一九四〇年代』 日本の思想空間を再検証」(「産経新聞」、2010・6・6)
- 「羽田圭介『御不浄バトル』 御不浄という場の発見」(「青春と読書」、集英社、2010・7)
- 「辻原登『闇の奥』 聖なる『真実』の探求描く」(共同通信配信、2010・5)
- 「辻邦生・北杜夫『若き日の友情』 戦後文学担う精神的軌跡」(時事通信配信、2010・8)
- 「絲山秋子『妻の超然』 言葉でつかむ根源的な時間」(共同通信配信、2010・10)
- 「角田光代『ツリーハウス』 故郷喪失者の家」(「文學界」、文藝春秋、2010・12)
- 「黒川創『きれいな風貌 西村伊作伝』 芸術に身ささげ奔放に生きた男」(時事通信配信、2011・3)
- 「宮本輝『三十光年の星たち』上・下 豊穰な歳月が人生を変える希望の物語」(「週刊文春」、文藝春秋、2011・4・7)
- 「辻村深月『本日は大安なり』 四組の結婚式が同日に行われる式場で 不気味に進行する破局へのサスペンス」(「週刊現代」、講談社、2011・4・9)
- 「『暴力』の痕跡をたどる 津島佑子『葦舟、飛んだ』」(「すばる」、集英社、2011・5)
- 「荻原浩『月の上の観覧車』 一つひとつの人生にていねいに寄り添い その奥深さを照らす珠玉の短編小説集」(「週刊現代」、講談社、2011・6・18)
- 「イアン・マキューアン『ソーラー』」(共同通信配信、2011・9)
- 「蓮見圭一『夜と朝のあいだに』 横浜―東京を舞台に裏と表の世界がしのぎを削る予測不能のサスペンス」(「週刊現代」、講談社、2011・10・22)
- 「勝谷誠彦『ディアスポラ』 予見と警鐘に満ちた書」(「産経新聞」、2011・10・23朝刊)
- 「江國香織『金平糖の降るところ』 可能性と不可能性 恋愛の両面価値を精緻な心理描写で深く刻みこんだ作品」(「週刊現代」、講談社、2011・12・10)
- 「村山由佳『放蕩記』 母娘の葛藤描く半自伝小説」(時事通信社配信、2011・12)
- 「朝井リョウ『少女は卒業しない』 少女たちの特別な時間」(「青春と読書」、集英社、2012・3)
- 「山田詠美『ジェントルマン』 交錯するアンチ・モラルとセクシャリティ」(「すばる」、集英社、2012・3)
- 「堀江敏幸『振り子で言葉を探るように』 どの本のことかは読んでのお楽しみ。十三年にわたる、旅の記録のような書評集」(「週刊現代」、講談社、2012・4・14)
- 「鹿島田真希『冥土めぐり』 ある夫婦の旅を通して、理不尽の奥に隠れた心の救済を描く。14年目の芥川賞受賞作」(「週刊現代」、講談社、2012・9・1)
- 「新世代の『希望』――朝井リョウ『何者』」(「波」、新潮社、2012・12)
- 「村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 新たな方向性への挑戦」(共同通信配信、2013・4)
- 「新刊を読む 過去と現在に引き裂かれた主人公たち 朱川湊人『サクラ秘密基地』」(「本の話」、文藝春秋、2013・4)
- 「唯川恵『手のひらの沙漠』 夫の暴力、周囲の偏見と女はどう戦うか。恋愛小説の名手が描く『男のいない幸せ』」(「週刊現代」、講談社、2013・6・8)
- 「高橋源一郎『銀河鉄道の彼方に』 根源を見極める意志」(共同通信配信、2013・7)
- 「村山由佳『天使の棺』 運命の出会い描くシリーズ最新作」(時事通信配信、2013・12)
- 「三浦しをん『政と源』 元銀行マンと下町の職人。七十三歳の幼なじみが繰り広げる騒動を人情味豊かに描く短編集」(「週刊現代」、講談社、2013・10・12)
- 「桜庭一樹『ばらばら死体の夜』 巧妙な語り=騙りの叙述と経済的な困窮が生む緊張感」(「青春と読書」、集英社、2014・4)
- 「梨木香歩『海うそ』」(共同通信配信、2014・6)
- 「嶽本野ばら『傲慢な婚活』 不遜、不道徳、反抗的な中年の芸術家は『婚活』で変わるのか。著者新境地のエンタメ」(「週刊現代」、講談社、2014・10・25)
- 「よしもとばなな『鳥たち』 衝撃を越え、生き延びる希望」(時事通信配信、2014・11)
- 「津村記久子『エヴリシング・フロウズ』 暴力の根源を見据える力」(「すばる」、集英社、2014・11)
- 「柴崎友香『パノララ』 奇妙な家の奇妙な人々と始めた共同生活が徐々に『ズレて』ゆく。不思議な家族小説」(「週刊現代」、講談社、2015・2・21)
- 「西村健太『無銭横町』 無頼貫き、肯定する生」(時事通信配信、2015・3)
- 「朝井リョウ『武道館』 日本一の舞台を目指すアイドルにも、大切な人生の『選択』がある。今の日本を映す小説」(「週刊現代」、講談社、2015・5・9/16)
- 「荻原浩『金魚姫』 人生に絶望した主人公と美しき金魚が織りなす交流譚」(「本の旅人」、KADOKAWA、2015・8)
- 「角田光代『坂の途中の家』 ある日突然『裁判員』を命じられた主婦は何を目撃するのか。家族にひそむ恐怖を描く」(「週刊現代」、講談社、2016・2・20)
- 「金原ひとみ『軽薄』 虚無の果てに見いだされた希望」(「すばる」、集英社、2016・5)
- 「村田沙耶香『コンビニ人間』 希望の根拠示す覚醒」(共同通信配信、2016・8)
- 「村山由佳『La Vie en Rose ラヴィアンローズ』 二十一世紀のノラは自由を獲得しうるのか」(「小説すばる」、集英社、2016・8)
- 「村山由佳『La Vie en Rose ラヴィアンローズ』 束縛と暴力に支配される『カリスマ主婦』の運命を変えたのは――女の真実を描く衝撃作」(「週刊現代」、講談社、2016・8・13)
- 「朝井リョウ『何様』 人間関係でリンクする豊かな群像劇」(「波」、新潮社、2016・9)
《ネット上に発表されたレビュー、評論、インタビュー》
- ダ・ヴィンチBook Watchersの絶対読んでトクする20冊(amazon.co.jpヴァージョン)
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- 『本日の、吉本ばなな。―Banana Yoshimoto at work,2001』(amazon.co.jp、レビュー)
- 小沢征爾/大江健三郎『同じ年に生まれて―音楽、文学が僕らをつくった』(amazon.co.jp、レビュー)
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- 長嶋有『タンノイのエジンバラ』ロングインタビュー(WEB Davinci)
- 大道珠貴『しょっぱいドライブ』(amazon.co.jp、レビュー)
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- D[di:]『ANGEL MEAT PIE』ロングインタビュー(WEB Davinci)
- 「若手国内女流作家の活躍」(Amazon.co.jp、エッセイ)
- 町田康『権現の踊り子』ロングインタビュー(WEB Davinci)
- 丸谷才一『輝く日の宮』(amazon.co.jp、レビュー)
- 嶽本野ばら『カルプス・アルピス』ロングインタビュー(WEB Davinci)
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