1962年3月18日千葉県生まれ。専修大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。現代日本文学、情報文学、情報文化論専攻。現在、青山学院女子短期大学法政大学専修大学東放学園専門学校非常勤講師。

著書として、『野田秀樹と高橋留美子』(彩流社、92年)、『電子文学論』(同、93年)、『大江健三郎の八〇年代』(同、95年)、『文学するコンピュータ』(同、98年)、『Herstories(彼女たちの物語) 21世紀女性作家10人インタビュー』(集英社、08年)、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 全話完全解読』(双葉社、14年)がある。その他、インタビュー・構成・解説を担当した村上龍『憂鬱な希望としてのインターネット』(メディアファクトリー、98年)、編著として村上龍著・Kyoseichu.com編『共生虫ドットコム』(講談社、2000年)などがある。

専門は大江健三郎を軸とする戦後派作家の研究だが、戦後文学、特に1980年以降の現代日本の作家・作品研究に力を入れている。また、文学の周辺メディアや同時代の文化状況を射程に入れた幅広い研究・評論・著述活動を行っている。小説のメディア性とインターネットにおける文学表現の可能性の追究が目下のテーマ。


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